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作家さんのこだわりがつまった、私の勝負ネックレス。

2017年12月7日に開催した「minneハンドメイド大賞2017」授賞式・レセプションパーティー。そんな、特別な場で身に着けるアクセサリーを探しているときに出会ったネックレスをご紹介します。これひとつでパッと華やかに見せてくれるのはもちろん、たくさんのアイデアが隠されている自慢のアイテムなんです。

Author mao

まお「minneのアトリエ」常駐の作家活動アドバイザー。手持ちのお金は全部使っちゃいがち。

1つで主役級の存在感

・「BarZii《バージィ》」さんのカスタムネックレス/ブローチ

イベントや授賞式など大切なシーンでは、会場の雰囲気や身に着けたい服に合わせて、毎回minneで身につけるアクセサリーを新調しています。

大人数の方の前に出るときは、身に着けたアイテムが初対面の作家さんとの話のきっかけになるといいな、と思いながらコーディネートを考えています。見ているだけでも楽しくなるようなデザインが特徴的なこちらのネックレス。どんなことを考えながら、この作品を制作されたのでしょうか。

BarZii《バージィ》さん

最初はいくつかブローチをつくったのですが、出来上がったものが並んでいるのを見て「繋いでネックレスにした方がインパクトもあっていいかも」「分解したり合体させたり、おもちゃっぽいギミックで楽しいかも」と組み合わせてつくってみました。偶然のイメージがカタチになるととても楽しいです。

ネックレスに隠された秘密

BarZiiさんがおっしゃるように、私もそのギミックにノックアウトされたひとりです。このネックレスはスナップボタンで連結されており、写真のようにバラバラにして使うことができます。古着の洋服タグが堂々と着いていたり、コラージュのようないくつもの生地や、カラフルなビーズ…そのひとつひとつを見ても、唯一無二で自由な雰囲気がとってもお気に入り。

モチーフの裏側にはブローチピンがそれぞれ着いており、ブローチ&チョーカーとしても使用することができます。授賞式ではネックレスとして使用しましたが、その後もブローチとしてひとつだけ使ったり、モリモリに着けまくったり、とても楽しく愛用しています。

※実際に使用した「minneハンドメイド大賞2017」授賞式でのひとこま

BarZiiさんの作品はどれもとても個性的で、タコのぶつ切りネックレスやマヌルネコネックレスなど、造形のクオリティとそのユーモアさに心を奪われるものばかりです。どんな経緯で、制作活動を開始されたのですか?

BarZii《バージィ》さん

数年前までアパレルの会社に勤めていましたが、平凡な服でもアクセサリーのスタイリング次第で売れるようになったり(もちろんその逆も)、そういった様を肌で感じていたので、服よりもアクセサリーのドラマチックさにどんどん惹かれていきました。もともと、ものをつくることは好きだったので、自然と自分で制作するようになり、現在に至ります。

ドラマチックさ!とても素敵な言葉ですね。そして、BarZiiさんといえば、この不思議なロゴマーク。さらに、ブランド名のからくりにもとっても驚きました!その由来もぜひお聞きしたいです。

BarZii《バージィ》さん

BarZiiのBarは【婆】、Ziiは【爺】。私の祖母と祖父のことです。物心ついたころから、和裁や洋裁の内職をしていた祖母のそばでずっと絵を描いたり折り紙をしたり…クッキーの缶にいっぱい詰まったボタンやレースの端切れを飽きずに眺めていました。祖父はそういった職人ではなかったけれど何でもつくってしまう人で、タンスやベッド、私を乗せる乳母車までお手製でした。夕暮れどきの祖父との散歩、がたがたという心地よい揺れやその音を、今でもはっきり憶えています。特別なにかを教わったというわけではありませんが、私がものをつくることの原点がこのふたりだったのでいちばんしっくりくるなあと思い、そのままブランド名にさせてもらいました。ロゴマークは、【婆】と【爺】の漢字2文字を組み合わせたデザインです。グラフィックデザイナーの友人がつくってくれました。

BarZiiさんご自身の、ものづくりに囲まれた日々が根底にあったのですね。素敵な回答をいただき、その心あたたまる生活の風景が目に浮かび、本当にうれしい気持ちになりました。 丸みを帯びつつもスタイリッシュなロゴも、ぴったりだと思います。今回はそのルーツを紐解く素敵なお話を伺うことができました。ありがとうございました。