コロンとしたフォルムが愛らしい「富士山まめぐち」

「まめぐち」とは、制作者である伊の屋さんが名付けた、羊毛フェルトでつくるマスコットのようながま口のこと。手にすっぽりおさまる、かわいらしい小さながま口に、みなさんなら何を入れてたのしみますか?(「minne HANDMADE LIFE BOOK vol.6」より)

レシピを教えてくれた人:「伊の屋*いとうのりこ」さん
minneスタッフが選ぶ【minneアワード2014】にて、「ハリネズミまめぐち」でminne賞を受賞。かわいいもの、美しいもの、おもしろいものを追求し、日々制作に励む。
https://minne.com/@inoya-zacca

用意するものはこちら

フェルトケット Mサイズ303番 縦12×横8cm
羊毛 ナチュラルブレンド 825番 4番
縫い糸 (ブルー)
スチロールボール(直径4.5cm)
トイレットペーパーの芯(直径4cm)
チャコペン
フェルト パンチャー(5本)
フェルティング用 ニードル(極細)
ニードル2本針
キラキラ羊毛(ハマナカ製)トゥインクル421番
ミニ口金(ハマナカ製)H207-015-4(アンティーク)
定規
ひも
カッター
霧吹き
スチロールカッター
計量カップ
スポンジ
はかり
中性洗剤
耐熱性密閉袋
タオル
しつけ糸
縫い針(3cmくらいの短めのもの)
手芸用はさみ
接着剤
目打ち
毛玉とり器

本体をつくる

スチロールボールにトイレットペーパーの芯をあて、チャコペンでスチロールボールにぐるっと1周、印をつけます。



印をつけたところを、スチロールカッターでカットします(よく切れるカッターや包丁でも可)。



縦12×横8cmにカットしたライトブルーの(303番)のフェルケットを、手で縦半分に裂きます。



裂いたうちの1枚をスチロールの側面に1周巻き、ニードルを寝かせて沿わせるようにし、繊維を絡めてつなぎ目を刺し閉じます。



はみ出している残りのフェルケット(裂いた部分)も、ボールの頂点に寄せ集めるようにし、馴染ませながら刺し閉じます。



もう1枚のフェルケットをさらに横半分に裂きます。



そのうちの1枚で、ボールの底面を覆い、つなぎ目が残らないように刺し閉じます。


残りの1枚のフェルケットを、 さきほどよりもややずらして底面を覆い、刺し閉じます。



薄くなっている部分はフェルトケットを少量(分量外)追加し、埋めるように刺し閉じます。



ブルー(825番)の羊毛4gを、スチロールボールが1周巻ける長さにそろえて4等分し、同じくらいの幅に整えます。



1本目の羊毛の片端を、上部に合わせ、繊維の流れに沿うようにニードルを寝かせて、刺しながら巻きつけます。



1周巻いて余った部分を、手で引きちぎって取り除きます。



2本目の羊毛の片端を、1本目の羊毛と十字になるように合わせて刺しながら巻きつけます。1周巻いて余った羊毛は引きちぎって取り除きます。



ゆるみがないように、まんべんなく刺しつけます。



3本目の羊毛を、側面に刺しつけながら巻きつけます。1周巻いて余った羊毛は引きちぎって取り除きます。



ゆるみがないように、まんべんなく刺しつけます。



4本目の羊毛の繊維を裂くようにちぎります。10~20回ほど繰り返し、綿状にします。



綿状にした羊毛を2回に分けて、そこの部分にしっかり刺しつけます。底は他の面より厚めになります。



余った羊毛をちぎって綿状にし、薄く全体に乗せて刺し、なめらかな表面にします。つなぎ目や繊維の流れが目立たないきれいな仕上がりになります。



羊毛を巻いて、刺し終わったところ。



キラキラ羊毛の少量を、繊維を裂くようにちぎります。10~20回ほど繰り返し、綿状にします。



綿状にした羊毛を円形にまとめ、雪の模様になるよう半分くらいのところまで、上部にかぶせて刺しつけます。



色の境目がはっきり出ないように、ちぎった羊毛を数回に分けてかぶせ、ぼかしながら刺しつけます。



キラキラ羊毛を刺し終わったところ。

お湯でフェルト化させる


沸騰したお湯と常温の水を200mlずつ(1:1)の割合で混ぜ、50~60℃にし、中性洗剤を3滴ほど混ぜます。



耐熱性密閉袋に入れ、本体がつかるくらいまでお湯を入れます。



保存袋の上から手で揉み、お湯を羊毛に染み込ませ、お湯を捨てます。袋の上から約10分、手のひらで転がしたりこすったりしながらフェルト化させます。



特に底面は、テーブルなどに押しつけるようにしっかりこすります。途中、羊毛が冷たくなったら、お湯で温め直します。



水気をタオルで軽くとり、5.5cmの印をつけたひもを用意します。



ひもを本体上部の中心にあて、カッターで口金をつけるための切り込みを5.5cm入れます。



もう一度、先ほど同様にお湯、常温の水、中性洗剤を混ぜたものを保存袋に入れ、羊毛を入れた切り口を中心に、約10分こすってフェルト化させます。



お湯を捨てて綺麗な水を入れ、袋を振ってすすぎ、洗剤を洗い流します。これを2~3回繰り返します。



水気をタオルでしっかりとり、乾燥させます。



乾燥させたところ。乾くと縮んで口が開きます。



完全に乾燥したら、全体を霧吹きで湿らせます。



写真のように持ち、中のスチロールを手で少しずつ押し出すようにして取り出します。



取り出したところ。しわが寄っていても大丈夫です。

口金をつける

中にスポンジを少し入れます。



写真のように、口のフェルトを5mmほど内側に出して、口金の位置を決めます。



中央から両端まで、目打ちを使って口金の溝にフェルトを差し込んでいきます。



針にしつけ糸を通し、巻きかがりで仮止めをします。



反対側も同様に仮止めをします。



ブルーの縫い糸を2本とり、玉止めで本縫いをします。縫いはじめは内側の端より2つ目の穴から通し、返し縫いをしていきます。



縫い終わりの玉止めは不要で、3重に返して糸を少し残して切り、目打ちで口金の隙間に入れ込んでおきます。縫い終わったらしつけ糸をとります。



目打ちの先に接着剤を少量つけ、口金の内側の縫い目を押し込むようにしながら、少しずつ塗って接着します。



中がいっぱいになるまでスポンジを入れ、しわを伸ばし、口金を閉じます。



口金の付け根付近のフェルトがよれている場合があるため、目打ちで口金に入れ込むように刺して整えます。

仕上げる


スポンジを入れても伸びないしわや歪みは、フェルティング用ニードルで刺して形を整えます。



底などの広い面は、フェルトパンチャー5本針を使うとスピーディーに仕上がります。



手芸用はさみで表面の毛羽立ちをカットします。



毛玉とり器を使うと素早くなめらかに仕上がります。



全体のバランスを確認したらできあがりです。

みんなのハンドメイド本
「minne HANDMADE LIFE BOOK 」
今回ご紹介したレシピは「minne HANDMADE LIFE BOOK vol.6」で詳しくご覧になれます。レシピページのほか、さまざまなハンドメイド作品をご紹介していますので、ぜひ手にとってご覧になってください。

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