minneが、広告コンテンツを届けはじめる理由

昨年、前身の「minne mag.」を経て、“つくる”の価値を届ける読みものメディア「minneとものづくりと」が誕生しました。ものづくりの現場やたくさんの作り手のもとに出向いて取材するコンテンツのほかに、新たに開始したのが企業やブランドの「PRのお手伝い」。minneがいま「広告コンテンツ」を届けはじめるその理由をお話しさせてください。

「minneとものづくりと」がはじまりました。

今回のメディア立ち上げと広告コンテンツについて、「minne」の創設者である阿部と、「minneとものづくりと」編集長・中前が話しました。

中前
minneとものづくりと」を、ついにオープンさせることができて、社内外から本当にたくさんのお声をいただくんです。社内でも、阿部さんのように毎日感想をくれる人も増えました。
阿部
そうだね。毎日読んでるので「今日の記事めっちゃいいね」という話をよくしますね。「ものづくり」というものを大きく捉えて、より自由でおもしろいなあと思うものが以前よりもさらに増えている気がします。お味噌の記事やバッファロー吾郎の竹若さんの記事も、すごくたのしく読みました。

中前
新しいものにも挑戦しつつ、前身の「minne mag.」が立ち上げられたときの想いも、ちゃんと継いでいかなきゃなあ、というのはいつも考えていることです。
阿部
もともと、どうして「読みものコンテンツ」をminneではじめたいと思ったかというと、「動機」を増やしたかったからなんですよね。「お買いものしたい」というときにminneに訪れてほしいのはもちろんなんですが、minneには作家さんの素晴らしい作品が毎日たくさん集まってきているわけで、「毎日のように」minneに訪れてもらいたい。見てもらいたい。じゃあどうしたらいいのか、というところで。
中前
毎日、新しい記事を届けることで、「minneに読みにいく」という習慣ができるといいと。
阿部
そうですね。実際、「毎日読んでますよ」という声は届く?
中前
SNSやイベントで「更新たのしみにしてますよ」と声をかけてもらえると、やっぱりうれしいですよね。365日届けている甲斐があるなあ、とグッときます。

「広告記事」を届ける、ということ。

「minneとものづくりと」では、新たに広告記事という取り組みもはじめました。

中前
わたしは前身の「minne mag.」に携わりたい、大きな「ものづくりメディア」に育てたい、と思って入社したんですけれど、正直、広告コンテンツをつくることはあまり考えていなかったんですよね。阿部さんは、どうでしたか?
阿部
具体的に、こうしてほしい!と思っていたわけでも、伝えてきたわけでもなかったけれど、ずっと考えてはいました。ぼくらの「minne」というマーケットは、作品を販売してくれている作家さんはもちろん、それを買うために訪れてくれているひとたちも、それからサービスをつくっているぼくたちも含め、「ものづくりに興味がある」「ものづくりが大好きなひとたち」という共通点があって、すごくセグメントされているんですよね。もちろんものづくりの価値を伝えて、その領域をどんどん広げていくのもぼくらの使命ではあるけれど、これはひとつとても大きな価値だと感じていて。
中前
「ものづくり」を中心に集まった、大きなひとつのコミュニティになっていますよね。

阿部
そうだね。そこに対して、同じように「ものづくりを大切に思っている」企業やプロダクトがアプローチできるような窓口があるといいなあと思っていたし、誰にとってもうれしいことだと考えていました。
中前
構想はあったのかあ。
阿部
だけど、エプソンさんとつくらせてもらった記事の原稿を見たときは、驚きました。「こうなるのか!」と思って。

作品は「贈りもの」。プリンターを使った、作家さんのラッピングアイデア(エプソン販売会社 PR記事)
中前
そうなんですよね。企画して、実際に書かせてもらったわたしでさえ「こんなふうになるのか!」と、ちょっと感動にも似た気持ちがあって。実は、「広告」というものへの考え方が大きく変わったんです。
阿部
うんうん。そういう記事だと思いました。具体的には、どう変わりましたか?

中前
この企画は、エプソンさんのプリンターを使って、実際に作家さんにラッピングアイテムをつくってもらう、という内容だったんですけど、どの作品も本当に素敵だったし、たくさんの作家さんや読者の方に「つくってみたくなった」「使ってみたくなった」と反響をもらえて。なによりもうれしかったのは、その反響を、協力いただいた作家さんと一緒に喜びあうことができたんですよね。“ああ、これだ”と思いました。「これからは、作家さんと一緒にものづくりができる!」と思って。
阿部
はあ、なるほど。いや、すごい発見ですね。
中前
それは、エプソンさんとも同じ距離感で、本当に「一緒につくらせていただいた」という想いでした。

実際に、ご担当者の方にお話をうかがいました。

エプソン販売株式会社 佐藤様
取り組みの経緯
わたしたちは、お客様の創作活動をサポートするため、各活動の有識者にご協力いただき、商品の活用方法をご提案しています。その一環で、日ごろからハンドメイド作家様のサポートにご尽力されているminne様に、「プリンターが作家様のお役に立てないか」と相談したのが今回の記事のきっかけでした。

記事のご感想と結果
完成した記事は、作家様の視点に立ってわかりやすく書かれており、2018年の人気記事ラ
ンキングで3位をいただくなど、たくさんの方にご覧いただき、多くの反響をいただきました。ご協力いただいた作家様とminneスタッフ様には心より感謝しています。

中前
「広告記事」ですから、どこかでやっぱり「おべんちゃら」を言わなくちゃいけない、と勝手に思ってたんです。
阿部
「これはいいですよ」と、過剰に伝えるようなことだよね。
中前
そうですね。だけど、わたしも実際に何日間かお借りしてプリンターを便利に使わせていただいたんです。作家さんにもあんなに素敵なものづくりをしていただいて。その結果、あの記事で作家さんから1,000件以上のアンケート回答やご感想もいただけたんですよね。それは、今後の商品開発にも活かしていただけることと思いますし。過剰に飾る言葉はなにもなかったのに、ちゃんと受け取っていただけてるんだな、伝わったんだな、と。

阿部
実際に体験しているからこその感想、というのはすごく伝わってきましたよ。それは、「Bloomee LIFE(株式会社Crunch Styleさんが運営する、お花の定期便サービス)」の記事も同じで。
中前
以前から、わたし自身が実際に利用していたサービスで、ファンだったということもあって、撮影もわたしの家を中心に行いましたね(笑)。記事の中では、ただただ事実として「使ってます」ということを伝えさせてもらいました。

週末、郵便受けに届く「花」との暮らし。(株式会社Crunch Style PR記事)

実際に、ご担当者の方にお話をうかがいました。

株式会社Crunch Style 矢口様
取り組みの経緯
わたしたちの「Bloomee LIFE」のことを、どんな人たちに知ってもらいたいだろう、と考えたときに、minneのユーザーさんはきっと、丁寧に暮らすこと、自分の好きなモノに囲まれて豊かな空間をつくることにこだわりを持った人たちが集まっているんだろうなと思い、ご一緒させていただきました

記事のご感想
やわらかい雰囲気のビジュアルと、やさしい文章で、素敵な記事に仕上げていただいて、「今週はどんなお花だろう」と毎週届くたのしみや、花瓶を使い分けてお花の表情や空間の変化のたのしみ方など、わたしたちが本当に伝えたいストーリーを汲み取っていただいたと思います。作家さんがつくられた花瓶は、お花を一層引き立ててくれていました。

記事公開の結果
短期間で新規登録200名を超える、非常に多くのご反響をいただきました。minneのユーザーさんにより良く伝わるかたちにしてくださったおかげで、Bloomee LIFEのストーリーが読者の方にきちんと届き、反響に現れたと思います。

阿部
「(自分の)家で撮ります!」ってね(笑)。「ものづくり」や「暮らしを大切にすること」に興味がある、20代〜40代の女性が特に多いコミュニティでもあるし、ちゃんとみんなの興味事になったんじゃないでしょうか。
中前
この記事を公開して数週間は、記事を見くれた4人に1人が「Bloomee LIFEってどんなだろう?」と公式サイトに訪れていたようで、それも本当にうれしかったですね。

50万人以上の作家さんとのつながり

阿部
「広告コンテンツ」という試みは、さっきも話したように、「ものづくり」でつながっているぼくたちのコミュニティに対して企業がアプローチできる窓口、というふうに考えていたけれど、今回の事例もあって、想像よりもはるかにいろんなことができそうだな、と考えるようになりました。「商品を紹介して終わり」ではなくて、クリエーションがたっぷり組み込まれた「企画」を一緒につくっている、というのはやっぱりすごくおもしろい。
中前
そうですね。同じ興味事でつながっている、というだけじゃなく、わたしたちにはさらに大きな強みがあって。
阿部
「50万人以上の作家さんとお仕事ができる」という、大きな大きな資産ですよね。

中前
なので、わたしやメンバーは「minneとものづくりと」の編集部の、実は「一部」かもしれない。なにか素敵なものを「いかがですか?」と告知しよう!となったとき、50万人の作家さんと一緒に知恵を絞って、ものづくりをすることができる「大きな大きな編集部」だと思うんです。だからこそ、取り扱う商材の条件は「心から、いいなあと思えるもの」。そこに自信を持てるもの。
阿部
そこは、本当にぶらさずに大事にしたいところですね。そういうクライアントの方々と話し合って、作家さんと話し合って、「企画」として昇華していく、というのがいいですね。

阿部
もうひとつ、「作家さんと企業の取り組み」を支援できる、作家さんを広く多くのみなさんに紹介できる、というのも、広告記事の魅力で、力を入れていきたい理由ですね。世に出ていくきっかけづくり、みたいなことができれば。
中前
そうですね。このメディアがオープンするとき、「minneとものづくりと とは」のページでも書かせていただいたんですけど、わたしはやっぱり作家さんの新しいお仕事を生みたいんですよね。それは「広告記事」に限らずなんですけれど。

阿部
それが徐々にできはじめているというのは、本当にうれしいことで。作家さんにとってもうれしい取り組みでなければ、ぼくたちも絶対にやらない。やりたくないと思うので。「広告だから」と言って、企業だけに益があったり、媒体にはお金は入るけれど、という一方よし、二方よし、の取り組みではいけないですもんね。
中前
受け手の方にも「届いてうれしい」というコンテンツをもちろん目指しているので、三方。そして、関わってくれた作家さんにとってもうれしい、四方。「四方よし」がいいですもんね。
阿部
「四方よし」。それが、できると思います。もちろん、当たり前のことですが、作家さんにはお仕事としてご協力いただくので、しっかりお支払いもさせていただいていますし。
中前
お互いにプロフェッショナルとして、たくさんの作家さんと一緒にものづくりができる。すごく贅沢だし、本当にたのしいんですよね。

語られるべき「ものづくり」

阿部
記事は、めるさん(中前の愛称)にとっても「ものづくり」だと思うんですけど、すごくたのしそうで、いいなあと思って。
中前
たのしいですね。作家さんや、ものづくりをお仕事にされている方々のところに取材にうかがわせていただくことも多いんですけど、わたしはどこか「惚れっぽい」というのか、もう大好きになっちゃうんです(笑)。
阿部
でも、わかりますよ。制作過程や裏側を見せてもらったり、作家さんのご苦労や想いみたいなものを聞くと、感じる価値はどんどん大きくなって、それまで以上に作品のファンになってしまう、というのは。

中前
それって、すごくおもしろいなあ、と思って。わたしの「記事づくり」にしても、よく「阿部さん、昨日取材でね、」「阿部さん、今日こんな現場を見せてもらって!」っていつも通りすがりを捕まえては話すじゃないですか。
阿部
よく聞かせてもらいますね(笑)。
中前
そうすると、やっぱり記事が公開されたとき「ああ、あのとき話してたやつか」って、ちょっと興味を持って見たり、愛着が湧いたりしませんか?裏側を聞いてるから。
阿部
ああ、それはありますね。「過程を知る」ということの価値ですね。

中前
記事ひとつとってみても、そうなる。なので、商品やプロダクトが生まれた過程だったり、裏側を語る、というのは「愛着が生まれる、好きになる」にとてもつながりやすいですよね、きっと。この前、文具ブランド「ロディア」のメモパッドの制作の裏側を記事で取り上げさせていただいたときも、「もっと好きになった」「お店で見たことはあったけど、この記事を読んで買ってみました」って、アンケートフォームにたくさんご感想をいただいて。改めて「ものづくりは、もっと語られるべきだ」と強く思いました。

食品や店舗とのコラボも

中前
今後、「minneとものづくりと」について「こうなるといい」というのは、ありますか?

阿部
ひとつは、アプリとの融合ですね。外側から広くたくさんの人に見に来てもらう、というのももちろん大事ですが、もっと「minne」のアプリの中での露出も増やしたいですよね。ナビゲーションに入れるということもあるし、いろんなところに関連の記事が出ていたり。自然に融合していくのが大事だと思うんですよね、いいコンテンツが本当に増えてきているので、「ものづくりが好きなひとみんなにたのしんでもらいたい」。それがテーマですかね。めるさんは?
中前
そうですね。同じ想いです。作家さんや、ものづくりに興味があるみなさん、本当にひとりでも多くの方に読んでもらいたくて。制作活動って、たまにはきっと辛いこととか悩みもあるじゃないですか。だけど「ものづくりって、やっぱりいいなあ」と思ってもらえたら。
阿部
そう思える場所にしていきたいですよね。

中前
ものづくりでつながって、四方たのしく。食品や店舗とのコラボもきっとたのしいと思うんですよね。
阿部
ものづくりは本当に広くて深くて、きっと制限がないですから。お店の内装をみんなで手がけてプロモーションをする、なんていうのもおもしろそうですよね。ぼくたちも、心からおすすめできるような商品やプロダクトにたくさん出会いたいですし、いろんな企業さんや作家さんと一緒に、いいものづくりができるとうれしいなあと思います。
中前
これからの出会いもたのしみですね。

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阿部雅幸 (あべまさゆき)
「minne」の発案者で、minneの想いとものづくりの価値を広めるべく活動中。前身の「minne mag.」を開設。現在は役職は「創造主」。

>> 7年後、僕は創造主になった。

中前結花 (なかまえゆか)
「minneとものづくりと」の編集長・ライター。取材のたびに、作家さんの大ファンになり、事業部の中で、「もっともminne作品を買う」ことで知られている。

>> 日々の更新記事など