6月のおでかけ 6/1〜6/15

「ものづくり」を愛するひとにおすすめしたい、イベントやスポットを集めました。お出かけのご参考に。

クリスチャン・ボルタンスキー —Lifetime

《ミステリオス》 2017 / ビデオプロジェクション(HD、約12 時間)、3 面のスクリーン / 作家蔵
© Christian Boltanski / ADAGP, Paris, 2019, Photo © Angelika Markul

現代のフランスを代表する作家、クリスチャン・ボルタンスキー(1944年〜)の活動の全貌を紹介する、日本では過去最大規模の回顧展です。作家は1960年代後半から短編フィルムを発表、1970年代には写真を積極的に用いて、自己や他者の記憶にまつわる作品を制作し、注目されます。1980年代に入ると、光を用いたインスタレーションで宗教的なテーマに取り組み、国際的な評価を獲得。その後も歴史や記憶、人間の存在の痕跡といったものをテーマに据え、世界中で作品を発表しています。本展では、50年にわたるボルタンスキーのさまざまな試みを振り返ると同時に、「空間のアーティスト」と自負する作家自身が、展覧会場に合わせたインスタレーションを手がけます。

クリスチャン・ボルタンスキー —Lifetime
場所:国立新美術館 企画展示室2E/東京都港区六本木7-22-2
期間:6月12日(水)〜9月2日(月) 10:00~18:00(金・土曜日は、6月は20:00まで、7・8月は21:00まで)※入場は閉館の30分前まで
休館日:火曜日
入場料:当日/1,600円(一般)、1,200円(大学生)、800円(高校生)、前売・団体/1,400円(一般)、1,000円(大学生)、600円(高校生)
HP:https://boltanski2019.exhibit.jp/

『きのう何食べた?』展

(c)「きのう何食べた?」製作委員会

テレビ東京系列で放送中のドラマ『きのう何食べた?』(原作:よしながふみ・講談社「モーニング」連載中)。西島秀俊さん演じる筧史朗(シロさん)と、内野聖陽さん演じる矢吹賢二(ケンジ)の男性カップルの食卓を通して、あたたかくて優しく、時にはほろ苦い人生の機微を描く、今期大注目のドラマです。
本展覧会では、原作やドラマが丁寧に表現している“あたたかくて優しく、時にはほろ苦い人生の機微”を、ドラマの舞台セットの再現や、ドラマで使用された小道具、数々の名シーンの場面写真とともに、原作コミックの複製原画も展示。さらに、会場には展覧会ならではの限定オリジナルグッズも販売。ドラマと原作の世界観を立体的に空間に落とし込むことで、シロさんやケンジの日常と、自分たちの日常が交差するような、そして、会場を出るころに思わずお腹がすくような、展覧会になっています。

『きのう何食べた?』展
場所:GALLERY X BY PARCO/東京都渋谷区宇田川町13-17
期間:6月13日(木)〜7月7日(月) 11:00〜20:00 ※30分毎の時間指定
定休日:会期中無休
入場料:前売/800円(特典付き)、未就学児無料
HP:http://kiito.jp/schedule/exhibition/articles/34135/

LOGOロゴ展

ロゴをデザインすることが大好きな2人のデザイナー、武井衛さん(MARKLE DESIGN)、遠島啓介さん(DONUT DESIGN)による作品展。2人のこれまでのロゴやCI/VIに関するデザインワークの展示を6月5日(ロゴの日!)からペーパーボイス東京で開催されます。展示では、ロゴデザインのみでなく、そのコンセプトや制作の背景などもあわせて紹介。デザインを学ぶ方や、ロゴがどのようにしてつくられているのかについて知りたい方におすすめです。

LOGOロゴ展
場所:ペーパーボイス東京/東京都中央区新川1-22-11
期間:6月5日(水)〜6月12日(水) 9:00~17:00
定休日:6/9(日)
入場料:無料
HP:https://logologoten.com/

札幌蚤の市&札幌もみじ市


時代を超えて大切に使われてきたものや、めずらしい一品などを発掘し、次の担い手へとつなぐお店が集まる「蚤の市」。イラスト・デザインやクラフト、テキスタイルにフード…つくること、表現することの第一線で活躍するクリエイターが集まる「もみじ市」。手紙社を代表するこの2つのイベントが今年の6月、はじめて手を取り合いそして海を渡り、新たな土地「札幌」で開催されます。

札幌蚤の市&札幌もみじ市
場所:JRA札幌競馬場/北海道札幌市中央区北16条西16-1-1
期間:6月15日(土)〜6月16日(日) 9:15~16:00
入場料:無料
HP:http://nomi-momi.com/nomi

THERIACA 服のかたち/体のかたち

ベルリンを拠点に活躍するデザイナー、濱田明日香さんが手がけるファッションレーベル「THERIACA(テリアカ)」の展覧会。2018年夏に島根県立石見美術館で大きな反響を呼んだ同名の展覧会の巡回展です。同展から抜粋した作品群と、写真家・大森克己が捉えた着用風景のスライドショーを、KIITOの特徴的な空間に合わせて再構成。会場に展示する作品は、身幅やウエストサイズなど、服作りの基準とされる「人」のかたちから離れ、ダンベルやはしご、ラビオリなど、身近な「もの」のかたちから服をつくる、という実験的なアプローチを通して生まれています。「もの」のかたちの服を人が身につけたときに生じる不思議なシルエットやドレープは、従来の服にはない違和感やおもしろさがあり、新たな「服」の可能性を提示します。「衣」への新たな視点を発見し、ファッションをより自分らしくたのしむヒントを得る機会になるはずです。

THERIACA 服のかたち/体のかたち
場所:デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO) ギャラリーB/兵庫県神戸市中央区小野浜町 1-4
期間:6月7日(金)〜6月23日(日) 11:00〜19:00
定休日:月曜日
入場料:無料
HP:http://kiito.jp/schedule/exhibition/articles/34135/

「ロボット」誕生100年記念 チャペック兄弟の絵本・ブックデザイン・舞台

本展ビジュアル

今から100年前のチェコで、カレル・チャペックは、鋭い洞察に満ちた戯曲『R.U.R.』(1920)を書き、「ロボット」という言葉を世に出しました。また、新聞記事、戯曲、批評、旅行記などを執筆する一方で、画家である兄ヨゼフ・チャペックとともに、日本でもロングセラーとなっている『長い長いお医者さんの話』(1932)や『ふしぎ猫プドレンカ』(1929)などの優れた童話作品も数多く残しています。
本展は、「ロボット」という言葉の誕生100年を記念して、チャペック兄弟による幅広い創作活動の中から、絵本・ブックデザイン・舞台に関する創作を展示。カレル・チャペック記念館、チェコ国立文学館、チェコ国立博物館などの協力によって、日本でもファンの多いヨゼフの絵本原画や装丁本に加え、カレルによる『ダーシェンカ、あるいは子犬の生活』(1933)の写真やデッサン、そしてこれまで日本でほとんど紹介される機会のなかった『R.U.R.』の舞台美術のパネル展示など、チャペック兄弟の色褪せない魅力的な作品世界を堪能することができます。

「ロボット」誕生100年記念 チャペック兄弟の絵本・ブックデザイン・舞台
場所:三菱地所アルティアム/福岡県福岡市中央区天神1-7-11 イムズ8F
期間:6/8(土)〜7/15(月・祝) 10:00〜20:00
休館日:6/18(火)
入場料:当日/400円(一般)、300円(学生) 前売/300円(一般)、200円(学生)
HP:http://artium.jp/exhibition/2019/19-03-capek/