会話が生まれる、米袋の名刺入れ

「minneとものづくりと」の記事制作のため、取材先で名刺交換をする機会が多いので、印象に残る名刺入れがほしいなあと考えていました。出会ったのは、米袋でできた名刺入れ。インパクトのある見た目だけではなく、作品に込められた想いもとても素敵だったので、ぜひご紹介させてください。

せんせい
見た目が先生っぽいことから「せんせい」と呼ばれるようになる。新作スイーツのチェックが日課のminneスタッフ。

異素材の組み合わせ

・のちほどさんの米袋の名刺入れ

ユニークな名刺入れを探していて、編集部スタッフがおすすめ作品を紹介する連載「編集部のひきだし」でも「会話が生まれる名刺入れ」編を以前にお届けしました。そんな中でも、この名刺入れはいろんな素材(米袋、畳のヘリ、デニム)が使われていておもしろいですし、なんだか贅沢。「手にとってみたい」と思いました。

のちほどさん
「時が経つことをたのしみながら使ってほしい」という想いから「のちほど」という作家名にしました。この名刺入れは役目を終えた米袋を使っています。そこに柿渋を塗っているので、日光に当たることですこしずつ色が濃くなっていく様子や、米袋が擦れて羽毛立ちする表情をたのしんでいただければと思います。「のちほど」をはじめたばかりのころは一閑張(いっかんばり)のように米袋に和紙を貼っていたのですが、ある日、日暮里の繊維街で畳縁(たたみべり)と出会ったことがきっかけで畳縁とデニムなどを組み合わせてデザインをするようになりました。倉敷にある畳縁を製造している工場へ見学に行ったり、工場の方に話を聞いたりするうちに今ではすっかり畳縁の魅力にはまっています。

会話が弾むきっかけに

「minneとものづくりと」のスタッフとして、minne作家さんや著名人の方の取材へ赴くことが多いのですが、名刺交換をする際に、「素敵な名刺入れですね」というひと言から会話がはじまることが多いです。選んで大正解でした。

のちほどさん
「のちほど」は多田と山本のふたりで制作・販売しているのですが、わたし(多田さん)の前職はTシャツ制作会社。平均月約100件のTシャツのデザインに携わっていました。この経験を活かして和モダンからポップまで幅広くデザインを展開できるよう工夫しています。さらに組み合わせを考えながら、自分たちがかわいい・カッコイイと思うデザインにこだわっています。畳縁(たたみべり)と布の色を組み合わせを考えている時間がとてもたのしいです。

軽くて、でもしっかりしていて使い勝手もとてもいい。カラフルで存在感もあるので、持ち忘れることもなくなり、バッグの中でもすぐに見つけることができます。友人にもすすめたところ、minneのハンドメイドマーケット2019の会場で購入したようで、大満足の様子でした。

これからも経年変化をたのしみながら、永く大切に使いたいと思います。

 

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