コレクターズ vol.2「わたしの、ポーチコレクション」

ひとつ、ふたつ、と集めるうち、気づけばたくさんの数に囲まれて暮らしている。人にはそれぞれそんな「何気ないコレクション」がある気がします。今回ご紹介するコレクターは、同僚のもつさん(女性)。いつも「バッグからかわいいポーチがたくさん出てくるなあ」「中には、なにを入れているんだろう」と気になっていました。並べてみると、こんなにたくさん。

気づけば増えているコレクション

一緒に出かけるといつもポーチを眺めていて、「またポーチを買うんですか?」と驚かされる同僚がいます。名前は、もつさん。

もつさんは、手のひらサイズの小さなポーチから、クラッチバッグのような大きさのものまで、とにかくたくさんのポーチをコレクションしています。今回並べてみたのは、ごくごく一部。お店でポーチが並んでいると「吸い寄せられてしまう」と言うから、ちょっと心配です。

なにを入れるの?

ここにあるだけで16個。たくさん集めましたね。
もつさん
他にもたくさんあったんですけれど。「ポーチを集めている!」という自覚はなくて、「気づけば、こんなにたくさんになっていた!」という感じなんです。

 

こんなにたくさん、中にはなにを入れているんですか…?
もつさん
手芸の道具を入れたり、イヤホンや充電器などを入れてバッグの中身を整理したり…。だけど、ちょっと困ったことがあって。もう入れるものが無いんです(笑)。

 

それは困りましたね(笑)。一緒に考えましょう…。

それぞれに、それぞれの思い入れ

この3つのポーチには、それぞれなにが入ってるんですか?
もつさん
紐でくるくると巻くポーチには、リップや常備薬を入れています。Instagramでひと目惚れして買ったもので、「月明かりが水面に映っている風景」の手刺繍がすごく気に入ってるんです。黒い革のポーチには携帯電話の充電器を、お魚のポーチにはイヤホンを入れています。

 

「お魚」お好きですよね。お魚のボタン、お魚のブローチを買っているのも見たことがあります。
もつさん
そうそう(笑)。特にこのポーチは本当に思い入れがあって。イベントで買って使ってたんですけど、電車で落としてしまったんです。すごく気に入ってたのでとてもショックで。作家のnakinekoさんにメッセージでそのお話をしてお詫びして、「どうしても」と泣きついてしまったんです…。似たものを快くつくってくださって、本当にうれしかった。ハコフグの形だそうで、まあるいフォルムやオレンジの目、小さなしっぽもすべてが大好きなんです。とっても大事にしています。
・「enigmatique」さんの革のCOIN CASE
・「nakineko」さんの小物入れ・ポーチ

このポーチたちは、なにを入れているんでしょう?結構、使い込んでいますね。
もつさん
これは手芸道具ですね。中に詰め込んで収納しているんです。会社の休み時間に刺繍をすることもあるので、大きなポーチにまとめて運んだり。

 

ポーチにブローチをつけるのもかわいいですね。
もつさん
そうなんです。似合う組み合わせを見つけるのも、たのしいんですよね。巾着ポーチも使い勝手がよくて、かさばるものをドサっと入れてまとめるのに便利ですよ。
・「buchi」さんのkamaboko totem(巾着)
・「クルツ(KURZ)」さんのコロンとした小物入れ(ピンク)
・「ナガキパーマ」さんのクラッチバッグ

わたしは、この子がだいすきです。
もつさん
会社のデスクにいつも置いてるから、よく触りに来ますよね(笑)。名前は「カカオちゃん」というそうです。これもひと目惚れして、minneで購入しました。自販機用に使う小銭入れとして、いつもデスクの上に座ってくれていて、じーっとこちらを見ています。

 

口がかわいいんですよね、なにか喋ってる。
もつさん
なんて言ってるんだろう。でも毎朝、挨拶してくれてるような気がしています(笑)。
・「hitoco」さんのカカオちゃん

わたしの暮らしに馴染むもの

もつさんが、選ぶ「ポイント」ってなにかあるんですか?
もつさん
持っている自分を想像して、「落ち着くもの」じゃないかなあ。そういう意味では、「わたしらしい」「わたしの暮らしに馴染む」そういうものをいつもさがしてるのかもしれないですね。たくさん持っているので選ぶのもたのしいですし、なんだかもう欠かせないものになっています。

 

そして、ついついこんなにたくさん。薬もイヤホンもリップも全部入れてしまって、もう、中に入れるものがない…。
もつさん
そう。だけど、まだまだ欲しいポーチはたくさんあるんです。

 

… うーん、困った。ポーチをまとめてポーチに入れるくらいしか。
もつさん
ああ、そうか。そうしましょう。

 

(えー …)
もつ
肉汁あふれる餃子の作り方を日々研究しているminneスタッフ。

 

取材・文 / 中前結花  撮影 / 真田英幸