【気になる画材】 vol.2 自然が持つ色彩を表現「IROJITEN」

なんだか気になるあの画材を、実際に手にとって使ってみました。その特徴や使用感と合わせて、作家さんに画材を使った作品レシピもご紹介いただいています。ぜひ道具選びの参考に。

気になる画材「IROJITEN」

今回ピックアップした画材は、「トンボ鉛筆」の人気色鉛筆シリーズ「IROJITEN」です。

IROJITENとは…
自然界の色を再現したオリジナル全100色の色鉛筆。眺めているだけでもたのしくなる、所有する歓びを味わえる、「色の大辞典」です。

早速使ってみましょう。

眺めてたのしめるブック型

まずはこのアートブックのようなおしゃれなパッケージに心がときめいてしまいました。お部屋のインテリアとして飾っても絵になりますし、さり気なく見せるように持ち運びたくなる、思わず自慢したくなるような色鉛筆です。

イメージを掻き立てる色名

パッケージを開くと「白緑」「ルピナス」など、一色一色に素敵な名前が与えらえていることがわかります。IROJITENの色鉛筆はどれも自然の色彩を再現したものなのだそう。中には、「一斤染(いっこんぞめ)」「秘色(ひそく)」など難しい和名も。「それって一体どんな色なの?」と色への興味がどんどんと湧いていきます。

パッケージごとに同じトーンの色味がセットになっていました。好きなトーンがまとめて手に入るのはうれしいポイント。

思い通りの色味が叶う

カラーバリエーションが豊富なので、さまざまな色を重ねることで、どんな色味も表現することができそうです。芯はほどよく柔らかく、力加減で濃淡もはっきりと描き分けることができました。

「色を再現すること、色で表現すること、色で遊ぶことってたのしい!」と改めて感じさせてくれました。

作家さんにも使ってもらいました

minne作家のasheliaさん、ミズカミエリカさんに、IROJITENを使って作品を制作いただきました。

ashelia
水彩で描いた原画をもとに、オリジナルアクセサリーを制作。繊細な色彩の組み合わせと美しい透明感が魅力。
https://minne.com/@ashelia
ミズカミエリカ
水彩と色鉛筆を使用した手法を中心に、イラストのほか、粘土、紙もの、ファブリック、アクセサリーなど幅広い作品を展開。
https://minne.com/@m1117erika
IROJITENの使用感はいかがでしたか?

水彩画の上にペールトーンのIROJITENで背景を描き足しているところ。asheliaさんには、この原画を元にアクセサリーを制作いただきました。

ashelia
絶妙な色味が揃っているので、たくさんの色を使ってグラデーションをつくりながら華やかに描き込むことができました。色を重ねても混色して濁ることもなく、はじめて使用するという方にもおすすめです。

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IROJITENのV2(蜜柑色)、D14(枯竹色)を重ねて、どこか懐かしい風合いを演出。ミズカミエリカさんには、ヴィンテージ感とあたたかみ溢れるバースデーカードを制作いただきました。

ミズカミエリカ
ベースカラーから塗り込み、黄味系の色を重ねてつくる、ヴィンテージ感をうまく表現できました。重ね塗りにぴったりの、ちょうど欲しい中間色がしっかりとある、というのがうれしいポイントですね。

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2人の作家さんの完成作品と詳しい作品レシピは、「アートをもっとたのしく身近なものに」をコンセプトに生まれたトンボ鉛筆のWebメディア「FUN ART STUDIO」をご覧ください。

FUN ART STUDIOはこちら

IROJITENの詳細はこちら

まだまだ、気になる画材はたくさん。
定番の逸品から、ユニークな新商品まで、幅広くお届けしていますので、次回もおたのしみに。

文 / 西巻香織 撮影 / 真田英幸