読む、ものづくりvol.13『わかったさんのふんわりケーキ』

スタッフが見つけた、みなさんの「ものづくり」の気持ちを刺激する、おすすめの本をご紹介します。「つくる」息抜きに、または「つくる」きっかけにしていただけたらうれしいです。

本との出会い

昔、姉といっしょに読んでいた「こまったさん」と「わかったさん」のシリーズ絵本。不思議な世界観の中で、子ども心をくすぐる愉快な物語が繰り広げられる、とってもおもしろい絵本です。

お菓子が大好きなぼくは、巻末にお菓子のレシピが載っている「わかったさん」シリーズが特にお気に入りでした。

最近、ふとこの絵本を思い出し調べてみると、30周年を記念して新刊が出ていることを知り、迷わず購入。それがこの『わかったさんのふんわりケーキ』です。

子どもの頃手にしていたものと違い、全ページカラーになっていて、イラストも新たなテイストにちょっぴり変更されています。物語とレシピを交互にたのしむことができる構成もおもしろく、紹介されているお菓子は新作レシピも合わせて全8種類。

ほっこりかわいい

さっそく、かつて大好きだった「ホットケーキ」のページを発見しました。クリーニング屋さんで働くわかったさんが、仕事に奮闘する姿にも思わずくすりとしてしまいます。

カラーページになったことで、レシピはよりわかりやすく感じました。かわいらしい挿絵にもほっこり。

読み進めていくとやっぱり、つくりたくなってしまいますね。「わかったさん」シリーズを読んでいた当時は小さかったので、自分でお菓子をつくることはできず、頭の中で想像するばかりでした。でも今なら…!

最近挑戦してみたいと思っていたパウンドケーキ「ウィークエンドシトロン」のレシピが載っていたので、実際につくってみることにしましょう。

では、さっそく

まずは手順をじっくりと読みます。子ども向けのレシピのため、とっても丁寧にわかりやすく書いてありますね。漢字にはひらがなのルビが。甥っ子といっしょにつくるのもいいなあ。

小麦粉、ベーキングパウダー、アーモンドパウダーを混ぜ合わせて、と。

卵はふたつ。大人でも迷うことなく、サクサクと進めていくことができました。

手順通りに進めると、あっという間に、美しいアイシングをまとった「ウィークエンドシトロン」が完成。

ひと口食べてみると、レモンの甘酸っぱさが口いっぱいに広がって、おいしい!

読み終えてみて

友人にもシリーズ本を愛読していた人がたくさんいたことも思い出してみたり、当時を懐かしく思いながら、たのしく読み、つくることができました。

今回、購入したのは『わかったさんのふんわりケーキ』ですが、ほかに『こんがりおやつ』と『ひんやりスイーツ』も出ているようなので、ひとつずつ挑戦していくのもいいかもしれないと思っています。

タイトル:『わかったさんのふんわりケーキ』
作:寺村輝夫
絵:永井郁子
発行:あかね書房

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この本を教えてくれたひと:minneスタッフ のこ
取材・文 / 西巻香織 撮影 / 真田英幸