【気になるものづくり】Soup Stock Tokyoのレシピ「スープの作り方」

作り手の想いが詰まった新商品や、これまでになかったものづくりを見つけてご紹介する「気になるものづくり」。今回取り上げるのは、あの人気店「Soup Stock Tokyo」がレシピ本「Soup Stock Tokyoのスープの作り方1」の一部を期間限定でweb上に無料公開している取り組みです。ご自宅で過ごされる今、ぜひ挑戦してみてください。

おうちごはんで過ごす今

不安の多い中ですが、自宅で過ごす時間が増えた今、新しいなにかを取り入れたり、挑戦してみるのも、束の間の「癒し」につながるかもしれません。
ご紹介するのは、人気のスープ専門店「Soup Stock Tokyo」の心遣いあふれる取り組みです。

「お店の味をご家庭でもたのしめるように」と販売されているレシピ本『Soup Stock Tokyoのスープの作り方1』。なんとその一部を、在宅勤務や休校でおうちで過ごされるみなさんに「ぜひ、ご活用いただけたら」と、気軽にダウンロードできるよう無料で公開されているのです。(※期間限定:5月上旬まで)

公開レシピは全部で10種類

公開されているのは、季節のものや、自宅の材料でつくりやすいもの、時間をかけてつくるもの、手順通りにやれば必ずおいしくできるもの…など、バラエティに飛んだ10種類。チキンストックのとり方を習得できる「8種の野菜と鶏肉のスープ」や、トマトソースのつくり方も習得できる「ミネストローネ」、お店でも大人気の「ゴッホの玉葱スープ」や「トマトと鶏肉のカレー」など、看板商品ばかりです。

きっかけは、社内の声

「Soup Stock Tokyo」を運営する株式会社スープストックトーキョ-の社内では、普段と異なる現在の事態に、「すこしでも食事の時間を、たのしんでもらうことはできないか」と社員の誰もが検討していたといいます。そして採用されたのが、「レシピ本を公開してみるのはどうだろうか?」というアイデア。
「働きながら、家族のため、自分のために料理をするとき、このレシピがあればきっと心強いはず」という声や、店舗で働くスタッフからの「お店に行きたいけれど行けない状況のお客さまに、お店の味をお届けしたい!」という声。それらが後押ししたことで、プロジェクトは一層勢いを持って進み、版元の文藝春秋さんのご協力のもと、今回の公開に至ったそうです。

ひとつひとつの工程も気分転換に

創業20年。定番のものから数日の限定販売のものまで、約200種類の商品を提供してきた「Soup Stock Tokyo」。そのレシピが生まれたきっかけは、食材の産地まで赴き、土地や畑、生産者さんの思いにもじっくりと向き合って生まれたレシピや、旅先で食べた味を再現しようと生まれたレシピ、伝統的に受け継がれる味を伝えるために生まれたレシピなど、実にさまざま。

しかし共通しているのは、どの商品も、丁寧に手間暇をかけ、「おいしい」をどこまでも追求していること。
今回公開されているレシピたちも、「手っ取り早くできるもの」はけっして多くはないのだといいます。チキンストックから丁寧に手づくりするのは、たしかに時間も手間もかかりますが、のんびりと玉葱を炒めたり、ぐつぐつと鶏ガラを煮込んだり。そうした、ひとつひとつの工程が、ちょっとした気分転換にもきっとつながるはずです。

レシピは「目安」

「Soup Stock Tokyoのレシピはあくまで“目安”なんです」とお話されるのは、広報の吉本さん。
冷蔵庫にある野菜を足したり、お好みのトッピングでアレンジを加えたり。料理は「おいしい」のためのものづくりですから、きっとたのしみ方は自由なのです。
玉葱を飴色にするのはすこし時間がかかりますが、その間は、器を念入りに選んだり、お気に入りの音楽に耳を傾けたり。

慣れないことが続きますが、どうか時折、「おいしくつくる」をじっくり丁寧にたのしんでいただければと思います。

レシピはこちらから