【気になる画材】 vol.6 ぼかしも混色も思いのまま「水筆」
【PR】なんだか気になる画材を、実際に手にとって使ってみました。その特徴や使用感と合わせて、作家さんに作品レシピもご紹介いただいています。ぜひ道具選びの参考に。
気になる画材「水筆」
今回ピックアップした画材は、トンボ鉛筆の水彩画用の「水筆」です。
さっそく使ってみましょう。
筆先は選べる3種類
トンボ鉛筆の水筆は全部で3種類。用途に合わせて筆先を選ぶことができます。上から順に平筆、中筆、小筆で描いた線です。水筆初心者でも、美しく滑らかに描くことができました。
水筆の使い方
水筆はパレット(クリアファイルなどでもOK)に水性インクを乗せてから、水筆の筆先にちょこんと色をとって使います。綺麗な白い筆先に色が残ってしまうのでは?と思いましたが、普通の水彩絵の具の筆と同様、水で洗えば元どおりに◎。
手軽に水彩画タッチ
気になる画材No.1でご紹介した水彩マーカー「ABT」と水筆を使い、大きなシャボン玉を描いてみました。縁は小筆タイプで線を重ねることで濃淡を表現。
あっという間に、シャボン玉が完成。水彩画のような透明感、透け感を手軽に表現することができました。水筆が1本あるだけで、水分量をサッと調整できるので、屋外でのスケッチなどにも便利ですね。ちなみにキャップをすれば、振ったり逆さにしても水漏れは無く、持ち運びにも◎。
これはハマりそうな予感です……!
作家さんにも使ってもらいました
minne作家のharuka yoshidaさんに、水筆とABTを使って「チェック柄モビール」「パンジー柄ラッピングペーパー」を制作いただきました。
haruka yoshidaさんには水筆とABTを使い、「チェック柄モビール」と「パンジー柄ラッピングペーパー」を制作いただきました。
まだまだ、気になる画材はたくさん。
定番の逸品から、ユニークな新商品まで、幅広くお届けしていきますので、次回もおたのしみに。
文 / 西巻香織 撮影 / 中村瑛美里