【季節のスワッグ】ロマンティックに彩る「ケイトウのスワッグ」のつくり方

日比谷花壇さんに、季節のお花やグリーンを使ったリースやスワッグのつくり方をおしえていただく連載です。今回は、ケイトウをポイントに使ったスワッグをご紹介します。スモーキーなトーンが秋らしく、ロマンティックな雰囲気。

日比谷花壇 シニアデザイナーの西澤さんにおしえていただきます。
西澤真実子さん
ギフト商品の部門でデザインのコアを担う、トップデザイナー。シンプルかつ花材の繊細な色合いにこだわったデザインを得意とし、女性的で透明感のある作風が特徴。

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こんにちは、日比谷花壇の西澤です。

暑さが落ち着き秋が深まるにつれ、お花屋さんの店頭は、アンスリウムやランなど夏らしいビビッドカラーの花から、徐々に深みのある秋らしい色味の花へと移り変わっていきます。

そんな秋を代表する花のひとつが「ケイトウ」です。ケイトウは色も種類も豊富で、個性的な姿が特徴。今回は、ロウソクの炎のような形をした「セロシア」と、トリのトサカのような形をした「トサカケイトウ」を使ったスワッグのつくり方をご紹介します。

それでは、つくっていきましょう。

左から順に、グレビレア バイレヤナ、ロシアンオリーブ、セロシア、ファウンテングラス、パニカム、トサカケイトウ

用意するもの

・ケイトウ(セロシア 3本〈ローズベリーパフェ〉、トサカケイトウ 2本〈チェリーフリル〉)
・グラス類(パニカム 3本、ファウンテングラス 3本)
・ロシアンオリーブ 1本
・グレビレア バイレヤナ 1本
・輪ゴム 1本
・ラフィア 10〜15本
・花バサミ

STEP1 花の下準備をする

まずは、花バサミを使い、仕上がりをイメージしながら花の下処理をします。

ケイトウはスワッグにした際、持ち手と茎部分がすっきりしていたほうがきれいに見えるので、余分な葉を取り除きます。

ロシアンオリーブは、脇枝が出ているすぐ上でカットし、いくつかのパーツに分けます。下の方の葉は落としましょう。

グラス類もいくつかのパーツに分けておきます。今回使用するパニカムなど、穂を組み合わせることで秋の雰囲気がグッと高まりますよ。

グレビレア バイレヤナは下の葉2〜3枚を切り分けます。切り分けたうち、茶色い葉はこの後使用するので捨てずに取っておいてください。

STEP2 花を束ねる

スワッグにしたとき、細い、長い、動きのあるものは先端に、面積の大きいものは持ち手
近くに配置するとバランスよくまとまります。

今回は、セロシアを先端に、頭の大きいトサカケイトウは持ち手近くに配置しましょう。

まず、ベースとなるグレビレア バイレヤナとロシアンオリーブを持ちます。机の縁を使うと作業しやすいですよ。

ファウンテングラスをその上に置き、さらにパニカムとセロシアを重ねます。重ねる際に持ち手の茎はなるべくまっすぐになるように揃えるときれいに仕上げることができます。
パーツを分けた花材は一箇所にまとめず、同じ長さにならないようバランスを見ながら、左右に分けて配置しましょう。

トサカケイトウは、持ち手のすぐ上にくるように、高さを変えて重ねます。

最後に、グレビレア バイレヤナの茶色い葉を表にして、持ち手のいちばん上に重ね、ジョイント点(接合部分)を輪ゴムでしっかりと留めます。輪ゴムはラフィアで隠したいので、なるべく上めになるようにし、巻き始め、巻き終わりともにしっかりした太めの茎に絡めてください。ジョイント点から10㎝くらいのところで、茎をカットします。

STEP3 ラフィアで結ぶ

2〜3本のラフィアでスワッグを壁に掛けるための輪っかをつくります。簡単でおすすめなのは二重止め結びです。結び目がスワッグの裏側にくるようにし、ジョイント点にしっかりと結びます。

残りのラフィアで輪ゴムを隠すように巻き、蝶結びをしたら完成です。

ラフィアは霧吹きなどで湿らせておくと、ぎゅっと締めやすくなるので試してみてくださいね。

直射日光の当たらない、風通しの良いところに吊るしておくと、1〜2週間ほどでドライフラワーになります。ぜひ秋の訪れを「ケイトウのスワッグ」とともにたのしんでみてはいかがでしょうか。

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編集 / 西巻香織