わたしの定番アクセサリー vol.8「カラフルな人のための、シックな秋冬コレクション」

あれこれといくつも欲しくなり、気づけば増えてしまうアクセサリー。だけど、「これは」と自分の中でなんだか特別な“定番”のアイテムってありませんか。そんな「わたしなりの定番アクセサリー」をおしえてもらう連載企画。第8回目の今回ご紹介するのは、minneスタッフ・きはのアイテムです。

ちょっと意外なラインナップ

「これ」と選び抜いたような、オリジナルなフォルムのアクセサリーたち。
しかし、どれもシルバーやゴールドを基調としていて、優美で洗練された印象を受けます。

いつも、とびっきりカラフルな華やかさを振りまいてくれる同僚のデザイナー・“きは”さんのコレクションは、てっきりビビッドなカラーに溢れているものだと思っていました。

意外なラインナップで驚きました。アクセサリーはいつもこんな感じですか?
きはさん
身につける機会の多いものたちを選んできたので、すこしシンプルですかね。でもきっとそのイメージは、ピンクの髪色の印象が強いのかも(笑)。

 

ああ、そうかもしれない。
きはさん
ピンクには、黒や白の洋服がよく馴染むから、アクセサリーも同じくモノトーンだったり、モードさを感じるものでコーディネートすることが多いんです。だけど、そのフォルムは「美術品」を思わせるような、ちょっと個性的なカタチが好みだったりします。

この石は「シトリン」ですか?
きはさん
11月生まれで、誕生石が「シトリン」と「トパーズ」なんです。誕生石のアイテムはすこしずつ集めてて、だから手持ちのアクセサリーの中でも特別に色がついてます。

 

そういうのもすごく意外だった(笑)。直感で「好きなもの!」を選び取ってる印象だったから。でも、誕生石のものを集めるっていいですね。
きはさん
なるほど、そうか(笑)。これは、ところどころ有機的な模様が入っていたりして、アール・ヌーヴォーの工芸品みたいな雰囲気で特にお気に入りなんですよ。
・「monyougram」さんの「シトリンのリング」
https://minne.com/items/16698492

美術品のような優雅さ

ピアスやイヤリングは、特におもしろいカタチのものが多いですね。
きはさん
素材や色味も含めて、デザインがいいですよね。身につけると、ちょっと優雅な気分になれるようなものが多いかもしれません。

ビーズ刺繍、お花…とフェミニンな印象だけど、色味がモードで洋服に合わせやすそうなピアスですね。
きはさん
これは、わたしが5年前に「minne」ではじめて買った作品で。ちょっと「記念」みたいな感じです。

 

すごい。「第一号」なわけですね。
きはさん
そうそう。ほっこりとして見えるけど、モノトーンにメタルなゴールドが効いてるから、わたしのファッションにも馴染むし、程よくしっかり主張してくれるので重宝してます。もう、ずっと「スタメン」の席を譲らないような。
・「NACIE」さんの「ビーズをギュっと集めたピアス」
https://minne.com/items/1311002

こっちはKAKAPOさんの作品ですね。スパンコールが格好良くて、これはすごく、きはさんぽい。
きはさん
季節や服の色も選ばないし、よく身につけてますね。これ、ピアスみたいに見えるけど、クリップのように挟むタイプのイヤリングになってて。

 

へえ!じゃあ、つける位置もちょっと調整できるんですね。ますます素敵。
きはさん
時々、鏡みたいに髪の色を反射するのもすごくかわいくて。手持ちのシルバーのバッグや靴と合わせるのも気に入ってます。
・「KAKAPO」さんの「イヤリング」
https://minne.com/@kakapo

これも見たこのないカタチでおもしろい。パッと開いた扇型ががかわいいですね。
きはさん
「扇子をモチーフに…」と説明されてるのを見て、なんて素敵なんだろうって惹かれてしまいました。わたしの中では、「和」の扇子ではなくてヨーロッパの貴族が持ってるような、華やかな「洋扇」のイメージです。この扇子が耳もとで開いていると思うと、なんだかすっごく優雅な気分。

 

そう聞くと、これも「きはさんのため」みたいなアイテムに見えてきました。「中世のヨーロッパ」とかちょっと似合うもの(笑)。
きはさん
『ベルサイユのばら』の影響かなあ(笑)。ベルばら、めっちゃ読むんです(笑)。
・「| oeilvert | ウイユヴェール」さんの「Lady|レディ|ピアス」

なんだかそう言われると、これもどこかのお城を這うツタのようにも見えてきました(笑)。
きはさん
シンプルだけど、植物みたいな文様が付いていて、アンティーク調のデザインが気に入ってますね。
・「monyougram」さんの「モンヨウピアスフープ」
https://minne.com/items/7268031

指先を美しく、引き立てる

変わって、今度はリングたち。どれも、きはさんの白い肌に馴染みが良さそうです。
きはさん
手元はよく目に入るから、やっぱり身につけてるだけで気分が上がりますね。

左のリングは、ちょっとフェミニンな印象ですね。この石は?
きはさん
これが「トパーズ」ですね。

 

おお、これがそうなんですね。シンプルでかわいい。
きはさん
眺めていると不思議と心が落ち着くし、お守りのような存在で。ほぼ毎日身につけてる気がしますね。右の大ぶりのリングは、このサイズなのにすごくつけ心地が軽い。

 

KAMIZAさんの石ころリングは、わたしもお気に入りです。すっごく軽いよね。木から削り出したとは思えないテクスチャも本当におもしろくて。
きはさん
そうなんですよね。白とシルバーが爽やかで、シルバーのリングたちとの重ねづけをたのしんでます。
・「dead-roses」さんの「10金ホワイトトパーズリング」
https://minne.com/@dead-roses
・「KAMIZA」さんの「《オーバル》木の石ころ指輪」
https://minne.com/@6580013

このリングもまた、独特のカタチ。
きはさん
これ実は、イヤーカフとして買ったもので。

 

おお、2wayってことですか?イヤーカフとリングの2wayっておもしろいね。
きはさん
耳もとにつけてもかわいいし、この隙間が空いてることで、縄のようなデザインもゴツくなりすぎずに指がきれいに見える感じがして。どちらとしても使ってますね。
・「GENAC ROUE」さんの「2WAY・スワッグイヤカフ」
https://minne.com/items/18722544

遊び心と引き算の妙

最後は、線が細くてきれいなバングルとネックレス。だんだん、好みやコーディネートの具合が掴めてきました(笑)。なるほどなあ。
きはさん
このふたつも、シンプルだけど、工夫が凝らされていて、よく見るとすごくおもしろいですね。

チェーンとの組み合わせも含めて、見たことのない形状でした。ラインだけで、こんなにユニークな表現ができるなんて。
きはさん
なかなか見ないですよね。わたしは手首が細くて、大抵のバングルは、どうしてもゆるくて不恰好になっちゃうんです。だけどこれは、ちゃんとキマる。サークレット(冠)みたいで、エレガントな雰囲気も大好きですね。

こっちは、クリップみたいな長円形がつなぎ合わせられてて、よく見ると華奢で、カタチが
本当にきれいですね。
きはさん
ゴツさと華奢さの絶妙なバランスがいいですよね。色味も、パウダーをはたいたみたいに、ちょっとシルバーがくすんで見えて、ギラつき過ぎず、すっごく馴染みがいいんですよ。

 

どれも、作り手さんのこだわりも、選び手のきはさんのこだわりも感じるセレクトですね。

細部に宿るものへのこだわり

最初は「驚き」と、ちょっとした「違和感」がおもしろいなあ、と思ったんですけど、細かく見ていくと、その共通点がすごくよくわかりました。きらきらしすぎず落ち着いて、それでもちゃんと存在感があって。
きはさん
そういう細かい「ひと癖」「ひと工夫」が効いているものが好きですね。全体の印象を調節するのにも向いてる気がするんです。

 

引き算、足し算をすごくよく考えてますよね。改めて、きはさんの、美しいものを選び取って組み立てるセンスと、ファッションへの愛をひしひしと感じさせてくれる、きはさんらしいコレクションだと思いました。

  
これからも、定番のアイテムたちと永くいいお付き合いを。

きは
ゲームと食べ物や服などのドキュメンタリーを見るのが大好きなminneのデザイナー。好物は焼き海苔。

取材・文 / 中前結花  撮影 / 真田英幸