【気になるものづくり】産地別の香味をたのしむ、新しい「明治 ザ・チョコレート」

作り手の想いが詰まった新商品や、これまでになかったものづくりを見つけてご紹介する「気になるものづくり」。今回取り上げるのは、その深い味わいはもちろん、パッケージを使った工作など、洗練されたデザインでも注目を集めた「明治 ザ・チョコレート」。9月末、同シリーズはパッケージも新たに「産地別の香味をたのしむチョコレート」としてリニューアルしました。

贅沢な味わいと、洗練されたパッケージ

誰もが知る「明治 ザ・チョコレート」シリーズは、原料であるカカオ豆の発酵から、ロースト、型まで、さまざまな工程にじっくりと時間とこだわりを込めてつくられた「BEAN to BAR(豆からの一貫製造)」のチョコレート。
ちょっと大人好みの贅沢な味わいと、そこに洗練されたパッケージも加わり、大人も夢中になるチョコレートとして、人気を博しました。


今回、そんな「明治 ザ・チョコレート」が9月末にリニューアル。
「産地別の香味をたのしむチョコレート」をコンセプトに、ベネズエラ・ブラジル・ペルー・ドミニカ共和国の4種類の産地の味わいをたっぷりとたのしむことができる、たくさんの人の想いが詰まったチョコレートへと進化したのです。

それぞれの産地の味わいを。


あまり知られていませんが、チョコレートも「ワイン」と同じように、産地によって、香りや味わいが大きく異なる食品です。
「チョコレートにも産地による香味の違いがあり、奥深い嗜好品としても愉しんでほしい」という想いを込め、今回のリニューアルでは「産地表記」という手段で訴求がおこなわれているそう。


香りや味わいには、それぞれの産地の特徴が色濃く反映されています。

<ブルーのパッケージはベネズエラ>
「ベネズエラカカオ70」に使われているのは、木の実のような香ばしさとうまみが特徴のカカオ。コクを感じる、ナッティなフレーバーのチョコレートです。

<イエローのパッケージはブラジル>
「ブラジルカカオ70」に使われているのは、柑橘系のさわやかな香りと、程よい酸味が特徴のカカオ。キレがよくライトな仕上がりのフルーティな味わいです。

<ピンクのパッケージはペルー>
「ペルーカカオ70」の特徴は、ふわりと花のような優美な香りが鼻を抜ける、心地よい渋み。フローラルな味わいを贅沢にたのしむことができます。

<グリーンのパッケージはドミニカ共和国>
「ドミニカ共和国カカオ70」の特徴は、なんと言っても「スパイシー」。ハーブのような香りと、酸味やコク、うまみをそれぞれバランスよく味わうことができるチョコレートです。


実は、使用されているカカオ豆はすべて、2005年から明治の社員さんが実際に産地に足を運び、カカオ農家の方とともに、試行錯誤しながらつくり上げられた、独自の“明治スペシャリティカカオ豆”。

農園から共に育ててつくりあげた、こだわりと努力の年月が詰め込まれたチョコレートなのでした。

世界の産地の味わいをたのしむチョコレートへ


「新たな産地のチョコレートも検討されていますか?」と伺ったところ、その答えは「ノー」でした。

今回「産地」に強くこだわったのは、チョコレートを甘い・苦いだけの「おやつ」にとどまらない、“奥深い・嗜好品としてもたのしめるもの”として理解してもらうのに、とてもわかりやすかったから。
「今回の4種の産地が変わることはあるかもしれませんが、数をたくさん増やしていくことは予定していません」とのことでした。


カカオの代表的な香味である「ナッティ」「フルーティ」「フローラル」「スパイシー」4つの香味を、いかに魅力的に伝えていくか。
今後は、産地だけではなく、現地での加工や製造方法など、さまざまな角度からこだわりを伝えていかれるのだといいます。

心旅する、上質な時間を。


「よいチョコレートはよいカカオから」という考えのもと、何度も産地に足を運び、農家の方と深い信頼関係を築くことで生まれた、唯一無二のカカオ豆。

旅するように、それぞれの産地に想いを馳せながら、ほっと心休まるような贅沢な時間を。新しい「明治 ザ・チョコレート」といっしょにぜひ味わってみてください。

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取材・文 / 中前結花   撮影 / 真田英幸