【季節のリース】木の実をちりばめたシックな「クリスマスリース」のつくり方

日比谷花壇さんに、季節のお花やグリーンを使ったリースやスワッグのつくり方をおしえていただく連載です。今回は、ドライの実ものを合わせてつくる、大人っぽくてシックな印象の「クリスマスリース」をご紹介します。

日比谷花壇 シニアデザイナーの西澤さんにおしえていただきます。
西澤真実子さん
ギフト商品の部門でデザインのコアを担う、トップデザイナー。シンプルかつ花材の繊細な色合いにこだわったデザインを得意とし、女性的で透明感のある作風が特徴。

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こんにちは、日比谷花壇の西澤です。

わが家の玄関ドアには、いつも季節に合ったリースかスワッグを飾っていますが、その中でも「クリスマスリース」はどこか特別です。
毎年、「今年はどんなリースをつくろうかな」と、想いを巡らせ素材を選んだり集めたりしては、クリスマス当日を迎えるまでのわくわく感を募らせています。

その昔、クリスマスリースは、魔除けや豊穣(ほうじょう)、豊作の願いを込めて飾られていました。

冬でも青々と葉を茂らせる常緑樹のリースは、豊穣や繁栄の象徴であり、トゲのあるヒイラギは魔除けとして、殺菌・消毒効果があるモミやスギなどの常緑樹は、無病息災の願いが込められ、リースの飾りに使う、松かさやリンゴなどにもまた豊作の願いが込められています。

クリスマスが近づくと、花屋の店頭にはモミやスギ、ヒイラギなど何種類もの常緑樹の“枝もの”が並びます。それぞれ特徴的で、爽やかな香りもたのしむことができますよ。

今年はそんな“枝もの”と、ドライの“実もの”を使って、願いを込めながら一緒に「クリスマスリース」を手づくりしてみませんか。

用意するもの

〈枝もの〉
・モミ 1本
・ヒムロスギ 1本
・ブルーバード 1本

〈ドライ実もの〉
・松かさ(3個)
・ヤシャブシ(適量)
・ナンキンハゼ(適量)
・ヒノキ(適量)
・コニカルガム(適量)

〈その他〉
・リースベース 約20cm
・ラフィア 1本
・ワイヤー#24 数本
・花バサミ

STEP1 吊り下げ用の輪っかをつくる

ラフィアで、リースを吊り下げるための輪っかをつくります。簡単でおすすめなのは二重止め結びです。
結び目がリースの裏側にくるように、リースベースに結びます。ラフィアは霧吹きなどで湿らせておくと、ぎゅっと締めやすくなりますよ。

STEP2 パーツに分ける

花バサミでパーツを切り分けていきます。
モミのように中心の枝が太いものは、太い枝は使わずに細い枝だけのパーツに切り分け、使います。

ヒムロスギやブルーバードのように細い枝の場合は、長めの枝と、10~15cmくらいの枝のパーツに切り分けておきます。

STEP3 リースベースに固定する

切り分けた枝を、ワイヤーでリースベースに固定していきます。
まずは、枝の種類と長いパーツ、短いパーツをミックスで3~4本選び、小さい束をつくります。ワイヤーを18cmくらいにカットし、束の根本にかけ、リースベースの後ろでねじってしっかりと固定します。

固定し、余ったワイヤーは2cmくらいにカットして、リースベースの中に入れ込み、目立たなくします。同様の手順で、ぐるりと1週したらベースの完成です。

STEP4 実ものを飾る

次に、リースの上に、実もののオーナメントを飾り付けます。
リースの上に、実際に置き、バランスを見てみましょう。大きい実の位置を決めてから、小さい実を配置するといいですよ。枝の流れに沿って配置するときれいにまとまります。

配置が決まったら、ワイヤーで固定していきます。大きい松かさはワイヤーをかけ、後ろでねじり、リースに固定します。

そのほかの実ものも、バランスを見ながらワイヤーで固定していきましょう。
すべて固定したら、形を整えて、完成です。

今回は、ホワイト、シルバー系の実ものでデコレーションしましたが、好きなオーナメントやカラーでコーディネートをおたのしみください。

玄関、室内のインテリアとしてはもちろん、家族で囲む、クリスマスのディナーテーブルにもおすすめです。

キャンドルと一緒に飾れば、テーブルコーディネートとしてもたのしめます。
手づくりのリースとともに、素敵なクリスマスをお過ごしください。

日比谷花壇では、「クリスマスギフト特集」を展開中です。

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編集 / 西巻香織